ブログ開設します!

初めまして!若槻貞次郎と申します。静岡県富士市在住です。電子水装置サイクルイオンを開発して、現在(株)クリスタル研究所で働いております。生まれたのは福島県会津若松市。そこで高校まで過ごして、東京大学機械工学部を卒業しました。在学中に2年間休学しまして末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師として、北海道、東北地方で奉仕しました。ブログ開設の理由は:長年電子水の研究を重ねてきて、「自然界の摂理」に気づく事が多くなってきた為です。・・「この摂理は実は万物に共通しているのではないだろうか?」「それならば、心ある人達と分かち合う事で人生を豊かに送る事に役立てるのではないだろうか?」と思うようになりました。

大学休学の許可を巡って

「宣教師として働きたい!」そう思って大学3年の9月にゼミの先生、千々岩教授に伝えました。先生は理解を示して下さり、「休学の承認を工学部教授会で取る必要があります」と言われて、10月の教授会で提案して頂きました。・・ところが35人の教授会では「学業を離れてキリスト教会の教えを伝えるとは許しがたい!そんな学生は退学させろ!」と言う意見が大多数を占めて、休学許可に賛成なのは千々岩先生たった一人で1:34という結果でした。過半数の賛成が無いと休学許可は降りない規則でした。先生は申し訳なさそうに「済まない」と言って下さいました。 私は「いいえ、ありがとうございました。すみませんがもう一度来月提案して頂けませんか?」とお願いをしました。私はその後、毎日休学が出来るように祈りました。又、日曜ごとに断食をしました。すると、11月の教授会から帰ってきた先生が「不思議な事が起こった!7人が休学賛成に回った。学生運動で休学している学生達は病気だからと嘘を言っている者達も多い。それに比べたら宣教師活動は真面目じゃないか!というわけだ。」「だけど過半数には及ばない」と言われました。私は「ありがとうございます!先生もう一回次の教授会で提案をお願いします」と頼み込み、祈りと断食を続けました。 そして、12月の教授会から帰ってきた先生はあっけにとられた表情で「本当に不思議な事が起こった!半数が賛成してくれた!そして次期の理事長に一任という事になった!」私は「ヤッター!」と小躍りしました。 しかし、次の先生の言葉は喜ぶ私の心に冷水を浴びせるものでした。「しかしね、この次期理事長と言う人が最も休学に反対しているんだ!」・・・ここまで聞くと私は「先生ありがとうございました。あとは自分でやります」と感謝を述べました。

次期理事長 白倉先生との交渉

年が明けて、次期理事長の白倉先生(流体力学)と個別面談をして、休学OKをもらわなくてはならなかったので、先ずは電話を入れました。最初は日中に「白倉研究室」に。すると電話の向こうから「私は忙しいんだ!」という声がして、すぐにガチャリと切られました。参ったなあ!と思い、やむを得ず教務課に先生のご自宅の電話番号を教えてもらって、夜に電話をしました。そしたら「君はなんて失礼な奴なんだ!」と言われてガチャリと切られました。ここで諦める訳にはいきません。折角入学し、親に学費を出してもらい、将来の夢も持って学んでいるのに、「退学」させられたのではかないません!

どうすべきか考えました。そして決めたのが、「お昼休みに研究室に有無を言わさずに押しかける」という方法でした。説明用に「モルモン書」という聖書と並ぶ聖典を手に持って、1月のお昼休み時間に
白倉研究室に電話をかけました。「先生、これから伺います!」「ガチャリ!」とリベンジをして研究室に向かいました。

部屋に入ると先生は最初に「僕はキリスト教が嫌いだ!」と叫ばれました。私は「どうしてですか?」と尋ねました。すると先生は「東京大空襲の時、逃げられないようにグルリをナパーム弾で炎で取り囲みそこに爆弾を落とした!あれが宗教をもつ人間のすることか!」と言われたのです。私はそれは当たり前の人としての感情だと同感するしか有りませんでした。胸が痛みました。しかし、休学許可を頂かなくてはなりませんので、先生に「モルモン書」を見せて、「この本をご存じですか?」「いや、知らない」「この本は聖書と同じく神様の言葉が書いてあります。」と短い説明を始めました。先生は素直に私の言うことを聞いて下さいました。そして、考えて来た言葉を出しました。「先生、学問とは人々の幸福のために行なう物ですよね?だったら、宣教師として奉仕する経験を積んだ方が人々の幸福に役立つ学問をしやすいのではないでしょうか?」しばらくの沈黙の後で白倉先生は「それでは、君は必ず大学に帰ってくるんだね?」と尋ねて来ました。「はい、必ず。お約束します」と答えると「それじゃあ行ってきなさい!」と許可をして頂きました。この時の約束、自分が語った言葉がそれから後ずっと自分のモチベーションとして内部から突き動かしてくれているのを感じています。

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