同期生の結婚(笑)

私は大学卒業の年、つまり入社1年目の10月に結婚しました。同期の間では一番目でした。それまでは同期の間ではこんな会話が交わされて居ました。「とてもこんな給料では結婚は無理だよね!」「あーあ、一体いつになったら我々は結婚出来るんだろうね」・・同期同士のカップルが何組か居たのでその女子達は「そうよ!ぜったいに無理。共働きでも大変よ!」と男性陣に対して無言のハッパをかけて居ました。・・ところが、私が真っ先に結婚式を挙げて、披露宴に同期生全員を呼んだところ、空気が一変しました。

私の妻は働きに出ることをしないで、専業主婦を選びました。それは、先輩から「奥さんには働きに出て行かないで、家庭を守ってもらいなさい」とアドバイスを受けていたからです。私の信条として、「貧しくとも、お互いに協力してゆけば何とかなるから妻には家に居て欲しい。むしろその方が私の働くモチベーションが上がるだろう。そしたら結局経済的にも豊かな人生になると思う」・・これが妻がこれまで働きに出なかった大きな理由です。

「若槻君は奥さんが働かないと言うのに結婚出来た!給料は我々とは先ず変わらない。だったら我々同期のカップルが結婚出来ないという理由は無いはずだ!」という会話が同期生の間で盛んになりました。そして、まるで雪崩のように同期生はその後一年以内にバタバタと結婚しました。何と4組も!これには笑ってしまいました。そのうち3組が私に披露宴の司会を頼んで来ました。喜んで引き受けました。

現在も多くの若者が「結婚はとても出来ないなあ!」と考えているようですが、それは真実とは違うのではないでしょうか?多くの人々は「絶対に安全で無ければ動かない」事が安全だと考えています。しかし、それは最も危険な考え方ではないのか?と思うのです。何故ならば人生は人間が心のエンジンが動いてこそ安全に進めるように出来ていると感じるからです。ちょうど大型バイクがエンジンをかけて走って居るときは倒れること無く前進を続けられますが、エンジンを切ればまともに立てておくことは困難なように。・・つまり、人は「安全だ!」と思い込まされている停止状態は実は最も危険。・・逆に「危なっかしい!」と思い込まされている「イノシシ武者のような無謀に見える実行力こそ最も安全な姿勢」だと言えると思います。だから、落ち込んでエンジンを切りそうになったら危険な兆候!本能的に「止まれ!」という声がしたら「冗談じゃ無い。エンジン全開!」とギアを上げる方がよっぽど安全だとキモに銘じています。

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